上の写真はクロースペイントで染色したあと、室内で4日間乾燥させた生地です。
その向かって右側半分をプレス機で熱をかけました。(130℃×30秒)
そのあと、洗濯機で10分間、まわしました。
これは ” 熱を入れる事にどのような意味があるのか ” をお知らせするための実験です。
さてさて、実験結果はというと、一目瞭然‼な結果となりました。
ということで、クロースペイントで染めたあとは、よく乾燥させて熱をかけてください。
もちろん、プレス機はどこでもあるわけではないので、アイロンで代用できますのであて布をして、しっかり熱をかけてくださいね。
2枚目の写真は、室内で2日間乾燥させた生地です。1枚目の写真より2日間、乾燥機関が短いです。
そのあとは、1枚目の写真と同じように右側半分にプレス機で熱をかけて、同じ条件で洗濯機をまわしました。
結果はというと、ものの見事に ”スレ” が発生してしまいました。(それでも熱がかかっている方はスレが少ないです)
それほど、樹脂顔料染めに対して ”熱の威力は絶大なもの” と言えますし、必ずやった方が良い作業ですね。
あと、軽く思ってしまいがちですが、乾燥も非常に重要な部分であります。しっかりとしっかりと乾燥させましょう。
※ 樹脂顔料染めは手洗いで押し洗いを推奨します。摩擦に弱い傾向があります。(洗濯機は実験のために使用しました)
実験を体感してみたい方は下記をクリック。